ブラインドウォーク –エンカウンターその2
概要 二人組をつくり、片方の人が目をつぶって、もう一方の人が誘導・補助してスペース内の指示したコースを歩いてもらう 適当な時間 30分くらい 必要なスペース ぐるりと周囲を回れるようなオープンスペース。適度に障害物があっても良い メモ <以下、誘導者を「Y」、目をつぶる人を「B」とする>...
View Article良いとわかっていてもできないことは多々ある
過去エントリの カウンセリングの訓練では振り返りの後すぐに実践すれば効果が倍増する | deathhacks について、Tからレスポンスをもらいました。 《TとN(neti2)のメールやり取りから抜粋》 T「指摘を受けてすぐやり直さないのは、時間の制約以外にも『大人の気恥ずかしさ』もあるのかも」...
View Article注文の多いクライアント –トレーニング法その1
カウンセリングロールプレイの一応用です。 クライアント役はロールプレイ中に感じたメッセージコントロール的な要望・改善点、違和感などを「すぐに」「その場で」「率直に」フィードバックします。 通常のカウンセリングでは、クライアントは何か引っかかりや不安・不満を感じたとしても、それをカウンセラーに素直に表現することは難しいでしょう。...
View ArticleiPad 2 を使ってカウンセリングロールプレイの振り返りをする
iPad2を買った。 以前に書いたエントリについて検証を始めようと思う。 iPad2に新しく付いたビデオカメラ機能を使ってカウンセリングのロールプレイを録画し、その場ですぐ再生しながらクライアント、カウンセラー、オブザーバーらで振り返りをするというアイデアだ。 iPad 2 をカウンセリングトレーニングに導入する | deathhacks...
View Article最初の1回1時間はアドバイスを禁ずる
年配者をカウンセラーにするときには「最初の1回1時間はクライアントの話を聞くだけにしましょう」と教えると良い。 定年後の再雇用などで組織をリタイヤした人を再活用するという動きは多い。 その経験を買われての相談受け業務、そしてカウンセラーとして人材を使えないかという発想につながる。 カウンセラーとしてのトレーニングというと歴史や理論、細かな技術の学習から始めることがほとんどだろう。...
View Article褒めはフィードバックの一つ
褒められるとやる気が出て学習につながる。 褒めること、学ぶ受け手側から見れば褒められるということは、単純に言えば、行動や結果に対して他者から受ける快刺激だ。 この快刺激をタイミングよく、繰り返し、ある程度以上一定の法則で受けることによって回路が発達する。 これが学習の正体だ。 注目するべきことは3つある。 まず、他者というのは同種である人間や生き物に限定されない。...
View Articleカウンセリングの改善理論を別の業界から学ぶ
病院での採血とカウンセリングは似ている。 採血という手技の特徴は、 ごくごく基本的な業務である プロフェッショナルにだけ許可された仕事である 知っている人間から見ると技術の差が大きい 技術の未熟さに本人は気づきにくい 技術の受け手からフィードバックを受けるのが難しい などだ。...
View Articleゲームの適切な管理
ゲームは正しく管理されなくては長期的には成立しなくなる。 ■ゲームが成立する条件 そのために必要な条件のいくつかは以下のようなものだ。 ルールがあり、それが守られること 適切なタイミングでのフィードバックがあること 成功する(ゲームに勝つ)可能性が十分にあること ■条件の管理でもたらされるもの 条件が管理されることによって、ゲームの参加者は「驚き」や「期待」という感情や思考が得られる。...
View Article個人へのフィードバックにおけるメッセージコントロール
他人に何か助言やフィードバックをするときに嫌な感じを持たせにくくするための工夫にはいくつかある。 最初に、言いたいこと、アドバイスは言ってしまう。フォローや微修正は後から 話の途中でも、相手を観察して、トーンを変えたり、話を終わりにしたりと、臨機応変さを持つ...
View Articleカウンセリングトレーニングの実際問題 その1
カウンセリングのトレーニングをしていて。 わかっていること、自分で気づいて意識しているつもりのことでも、あらためて他者の視点からフィードバックをもらうのは大切だ。 過剰に意識しなくてもいいが、おそらく無数にあったであろう観察情報からチョイスされたことも考える。 ふりかえりでは色々なことが指摘として出てくるが、それを以降の実践現場に活かせるかどうかはまったくの別問題だ。...
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